7. ワークショップ
本会はこれまで安西徹雄先生、青山義孝先生、小林章夫先生、巽孝之先生、舟川一彦先生を講師に招き、年に一、二度ワークショップを開催してきました。以下は巽先生および舟川先生を迎えた催しの一覧です。
講師:巽孝之先生
- 1999年7月10日(土)
テキスト Jonathan Culler, Literary Theory: A Very Short Introduction (Oxford: Oxford UP, 1997) - 2000年2月5日(土)
テキスト Harriett Hawkins, Strange Attractors: Literature, Culture and Chaos Theory (New York: Prentice Hall / Harvester Wheatsheaf, 1995) - 2000年9月9日(土)
テキスト Cathy N. Davidson, ed., Reading in America: Literature & Social History (Baltimore: Johns Hopkins UP, 1989) - 2001年3月31日(土)
テキスト James L. Machor, ed., Readers in History: Nineteenth-Century American Literature and the Contexts of Response (Baltimore: Johns Hopkins UP, 1993) - 2001年9月14日(金)
テキスト Marilyn Ivy, Discourses of the Vanishing: Modernity, Phantasm, Japan (Chicago: U of Chicago P, 1995)
参考文献 巽孝之『メタファーはなぜ殺される ― 現在批評講義』(松柏社、2000年) - 2002年3月16日(土)
テキスト 巽孝之『リンカーンの世紀 ― アメリカ大統領たちの文学思想史』(青土社、2002年)
参考文献 David Robertson, Booth: A Novel (New York: Doubleday, 1998) - 2002年9月7日(土)
テキスト John R. May, Toward a New Earth: Apocalypse in the American Novel (Notre Dame: U of Notre Dame P, 1972) - 2003年3月29日(土)
テキスト 巽孝之『アメリカ文学史 ― 駆動する物語の時空間』(慶應義塾大学出版会、2003年) - 2004年3月18日(木)
テーマ 「クリプトミメーシス ― T. S. Eliotの"Tradition and the Individual Talent"を読み直す」 - 2005年3月12日(木)
テキスト D. H. Lawrence, Studies in Classic American Literature (1923) - 2006年3月27日(月)
テキスト Herman Melville, Moby-Dick (New York: Norton, 2002)
参考文献 巽孝之『「白鯨」アメリカン・スタディーズ』(みすず書房、2005年) - 2007年3月10日(土)
テーマ "Poe, Eliot, and Nabokov"
テキスト 巽孝之・荻野アンナ編著『人造美女は可能か?』(慶應義塾大学出版会、2006年) - 2009年3月14日(土)
テーマ 「アメリカにおける反知性主義」
テキスト 巽孝之編著『反知性の帝国 ― アメリカ・文学・精神史』(南雲堂、2008年) - 2010年3月6日(土)
テーマ 「書評の方法」
テキスト 巽孝之『想い出のブックカフェ ― 巽孝之書評集成』(研究社、2009年) - 2011年2月26日(土)
テーマ 「アンソロジーの編集」
テキスト 巽孝之『新・アメリカ文学』(慶應義塾大学出版会、2010年) - 2012年2月25日(土)
テーマ 「コメンタリーの作法」
テキスト Nanzan Review of American Studies. Vol. XXXIII. (Nagoya: The Center for American Studies, Nanzan University, 2011) - 2013年2月23日(土)
テーマ 「甦るポール・ド・マン」
テキスト ポール・ド・マン『盲目と洞察 ― 現代批評の修辞学における試論』(宮﨑裕助・木内久美子訳、月曜社、2012年)『読むことのアレゴリー ― ルソー、ニーチェ、リルケ、プルーストにおける比喩的言語』(土田知則訳、岩波書店、2012年) - 2014年3月1日(土)
テーマ 「モダニズムの惑星」
テキスト 巽孝之『モダニズムの惑星 ― 英米文学思想史の修辞学』(岩波書店、2013年) - 2015年3月21日(土)
テーマ 「ハンナ・アーレントの文学史」
テキスト Hannah Arendt, Eichmann in Jerusalem: A Report on the Banality of Evil (1963; New York: Penguin, 1994)[ハンナ・アーレント『イェルサレムのアイヒマン ― 悪の陳腐さについての報告』(大久保和郎訳、みすず書房、新装版、1994年)] - 2016年2月27日(土)
テーマ 「文学批評と映画批評」
テキスト Nathaniel Philbrick, In the Heart of the Sea: The Tragedy of the Whaleship Essex (New York: Penguin, 2000)[ナサニエル・フィルブリック『白鯨との闘い』(相原真理子訳、集英社文庫、2015年)]
参考文献 巽孝之『「白鯨」アメリカン・スタディーズ』(みすず書房、2005年) - 2017年3月4日(土)
テーマ 「大学という物語 ― Academic Novelを中心に」
テキスト 巽孝之『盗まれた廃墟 ― ポール・ド・マンのアメリカ』(彩流社、2016年) - 2018年3月3日(土)
テーマ 「ペダゴジーの詩学」
テキスト 日本英文学会(関東支部)編『教室の英文学』(研究社、2017年) - 2019年3月22日(金)
テーマ 「文学精神史の試み」
テキスト 巽孝之『パラノイドの帝国 — アメリカ文学精神史講義』(大修館書店、2018年) - 2020年3月13日(金) * 中止
テーマ 「ロマン派の変容」
テキスト Takayuki Tatsumi, Young Americans in Literature: The Post-Romantic Turn in the Age of Poe, Hawthorne and Melville(彩流社、2018年) - 2021年3月19日(金)
テーマ 「世界文学を考える」
テキスト 小倉孝誠編著『世界文学へのいざない — 危機の時代に何を、どう読むか』(新曜社、2020年) - 2022年3月18日(金)
テーマ 「フェストシュリフトの物語学」
テキスト 巽孝之監修、下河辺美知子・越智博美・後藤和彦・原田範行編著『脱領域・脱構築・脱半球 — 二一世紀人文学のために』(小鳥遊書房、2021年) - 2023年3月17日(金)
テーマ 「上智大学とアメリカ」
テキスト 巽孝之『慶應義塾とアメリカ — 巽孝之最終講義』(小鳥遊書房、2022年) - 2024年3月8日(金)
テーマ 「文学史と大統領史」
テキスト 巽孝之監修、大串尚代・佐藤光重・常山菜穂子編纂『アメリカ文学と大統領 — 文学史と文化史』(南雲堂、2023年)
講師:舟川一彦先生
- 2023年9月9日(土)
テーマ 「読解教材をつくる — 『ガリヴァー旅行記』からの一節を例に」 - 2024年9月7日(土)
テーマ 「読解教材をつくる — J. S. ミルの「セント・アンドルーズ大学名誉学長就任講演」からの一節を例に」