2013年度大会:予告
2013年5月11日(土)、上智大学四谷キャンパスにて開催予定。
発表を希望する方は2月4日(月)までに事務局にご連絡願います。氏名、所属、タイトル、200字程度の要旨をお送りください。
2013年5月11日(土)、上智大学四谷キャンパスにて開催予定。
発表を希望する方は2月4日(月)までに事務局にご連絡願います。氏名、所属、タイトル、200字程度の要旨をお送りください。
準備の都合上、出欠を4月27日(金)までに事務局までお知らせください。
日時 2012年5月12日(土)13:30–17:10
会場 上智大学四谷キャンパス11号館11-305教室、11-311教室
交通 JR中央線、東京メトロ丸ノ内線・南北線 四ツ谷駅下車徒歩5分|地図|
プログラム
12:00 役員会(11-305教室) 役員および事務局員はご出席ください。
12:30 受付開始(11-305教室)
13:30 総会(11-311教室)
13:45 研究発表(11-305教室)
13:45–14:25 浦口理麻(上智大学) 司会:小室龍之介(上智大学)
ノスタルジストの仮面をかぶったリアリスト ― 『緑の鎧戸の家』との関連から論じる反菜園派としてのジョン・ゴールト
14:40–15:20 佐野陽子(上智大学) 司会:岩政伸治(白百合女子大学)
『七破風の家』に見られるホーソーンの職業倫理
15:40–17:10 特別講演(11-311教室) 井辻朱美(白百合女子大学) 司会:土井良子(白百合女子大学)
対・現実から脱・現実へ ― ネオ・ファンタジーの流れ
17:30–19:00 懇親会(11号館7階第1会議室) 会費:4,000円 第30回刈田賞および第29回ロゲンドルフ賞の授与を行います。
ノスタルジストの仮面をかぶったリアリスト ― 『緑の鎧戸の家』との関連から論じる反菜園派としてのジョン・ゴールト
浦口理麻
菜園派の一人であるサミュエル・ラザフォード・クロケットはジョン・ゴールトを菜園派の始祖と考えていたが、その解釈は今では否定されている。ゴールトの作品はむしろ、反菜園派と言われるジョージ・ダグラス・ブラウンの著作『緑の鎧戸の家』に影響を与えていると考えられるようになった。しかし、ゴールトの作品の中でも特に菜園派的とされてきた『教区の年代記』、『エアシャーの遺産受取人』と『緑の鎧戸の家』との共通点に関してはまだあまり論じられていない。本発表ではゴールトの『教区の年代記』、『エアシャーの遺産受取人』が反菜園派的傾向を持つことを明らかにした上で、この二作品が持つ『緑の鎧戸の家』との共通テーマを探っていく。
『七破風の家』に見られるホーソーンの職業倫理
佐野陽子
ホーソーンは『七破風の家』の前年に出版した『緋文字』の中で、へスターの胸の緋文字に触れて「その文字は彼女の天職の象徴だった」("The letter was the symbol of her calling.")と述べている。これは非常に短い文で、ともすれば見落とされがちだが、ホーソーンがここでcallingという言葉を使っているという事実は、ホーソーン自身の職業倫理や19世紀の職業倫理を考える上で見逃すことはできない。
マックス・ウェーバーはcallingという言葉に宗教的な観念がこめられていることを指摘し、ピューリタンたちは職業を神からの召命と考え、それぞれの職業に励むことで神に奉仕し、社会に貢献することを目指していたと論じている。
ホーソーン自身も若き頃に「良き市民」にならなければという親戚からのプレッシャーを感じながら、どのような形で神や社会に奉仕できるかを模索し続けていた様子が窺われ、『緋文字』の序文である「税関」の中でも、税関を解雇され文筆に戻るにあたって、先祖の霊をして「物語作家という仕事は、神の栄光をたたえ、人類に貢献するのに、どんな役に立つのか」と言わしめている。
19世紀はこうしたピューリタンたちの職業に対する勤勉さによって資本主義が発展した時代であったが、その一方でcallingという言葉が公の場で徐々に使われなくなり、職業の宗教的な側面が失われつつある時代でもあった。こうした流れの中で『緋文字』、そして『七破風の家』を読んでみると、ホーソーンが19世紀の職業倫理に対して、17世紀的なプロテスタントの職業倫理を提示していることが分かる。どちらの作品も物語の前景となっているのは罪の問題や土地所有をめぐる争いであり、職業や職業倫理の問題は後景に配されている印象だが、ホーソーン自身の問題でもあり、また彼が同時代をどのように見ていたかを知る上でも看過できないテーマとして、『七破風の家』を中心に検討したい。
対・現実から脱・現実へ ― ネオ・ファンタジーの流れ
井辻朱美
ゼロ年代に入り、『ハリー・ポッター』シリーズの映画化を皮切りに、『指輪物語』『ナルニア国ものがたり』などの古典ファンタジーも実写映画化、ファンタジーはいっきょに市場化した感があります。分厚い別世界ファンタジーが次々出版され、国内外を問わず映像化される、しかしその一方でファンタジーは特異な分野ではなくなり、ミステリや一般文学などに浸透して、フィクションの大きな方法論の中に吸収されてゆきつつあります。
何が起きているのか。ネオ・ファンタジーの流れを追いながら、「境界の溶融」「場所感の消失」「データベース化される神話」など、従来型ファンタジーの解体および、ディズニーランド以来の「環境化されるファンタジー」「聖地巡礼」などファンタジーの新しい潮流を見てゆきたいと思います。いま問われるべきなのは、虚構とは何かではなく、むしろ現実とは何か、世界に対するわたしたちの立ち位置がどうなってきたのか、ではないでしょうか。
2012年5月12日(土)、上智大学四谷キャンパスにて開催予定。
発表を希望する方は2月3日(金)までに事務局にご連絡願います。氏名、所属、タイトル、200字程度の要旨をお送りください。
準備の都合上、出欠を4月28日(木)までに事務局までお知らせください。
日時 2011年5月14日(土)13:00–17:30
会場 上智大学四谷キャンパス11号館11-305教室、11-311教室
交通 JR中央線、東京メトロ丸ノ内線・南北線 四ツ谷駅下車徒歩5分|地図|
プログラム
10:30 会計監査(7号館4階英文学科セミナー室)
11:00 役員会(7号館4階英文学科セミナー室) 役員および事務局員はご出席ください。
12:30 受付開始(11-305教室)
13:00 総会(11-311教室)
13:30 研究発表(11-305教室)
13:30–14:10 木原翠(ヨーク大学大学院修士課程修了) 司会:日臺晴子(東京海洋大学)
魂の進化論 ― The Princess Booksの小鬼と怪物にみる神学的ビジョン
14:20–15:00 田村真弓(上智大学) 司会:杉木良明(上智大学)
戦う女王エリザベスの再来 ― エリザベス・ステュアートのボヘミア王妃戴冠にまつわる演技と表象
15:15–17:30 シンポジウム(11-311教室) 司会・講師:山口和彦 講師:大野美砂、平塚博子、馬上紗矢香
アメリカン・ロマンスの系譜
18:00–19:30 懇親会(11号館7階第1会議室) 会費:4,000円 第29回刈田賞および第28回ロゲンドルフ賞の授与を行います。
2011年5月14日(土)、上智大学四谷キャンパスにて開催予定。
発表を希望する方は2月10日(木)までに事務局にご連絡願います。氏名、所属、タイトル、200字程度の要旨をお送りください。
準備の都合上、出欠を9月17日(金)までに事務局までお知らせください。
日時 2010年10月2日(土)13:00-17:30
会場 上智大学四谷キャンパス11号館11-305教室、11-311教室
交通 JR中央線、東京メトロ丸ノ内線・南北線 四ツ谷駅下車徒歩5分|地図|
プログラム
12:00 役員会(11-305教室) 役員および事務局員はご出席ください。
12:30 受付開始(11-305教室)
13:00 総会(11-311教室)
13:40 研究発表
会場1(11-305教室)
13:40-14:20 中村達(上智大学大学院) 司会:加藤めぐみ(東京学芸大学)
ミミクリーの可能性 ― ナイポールとミミクリー論
14:30-15:10 土岐田健太(上智大学大学院) 司会:石塚倫子(東京家政大学)
シェイクスピア作品における"nobody", "nothing", "nowhere"の概念の意義
15:20-16:00 越朋彦(首都大学東京) 司会:小林章夫(上智大学)
「異」との接触 ― David Mitchell, The Thousand Autumns of Jacob de Zoetの冒頭部分を読む
会場2(11-311教室)
13:40-14:20 近藤宏樹(上智大学大学院) 司会:岩政伸治(白百合女子大学)
ハーマン・メルヴィルの未発表詩「鏡婦人」の一考察
14:30-15:10 皆川祐太(上智大学大学院) 司会:大野美砂(東京海洋大学)
ピューリタニズムとFree Will ― 回心体験ナラティヴを中心に
16:15-17:45 講演(11-311教室) 大塚寿郎(上智大学) 司会:飯野友幸(上智大学)
狂気か啓示か ― アメリカン・ルネサンス期のenthusiasm
18:00-19:30 懇親会(11号館7階第1会議室) 会費:4,000円
2010年10月2日(土)、上智大学四谷キャンパスにて開催予定。
発表を希望する方は7月30日(金)までに事務局にご連絡願います。氏名、所属、タイトル、200字程度の要旨をお送りください。
準備の都合上、出欠を4月30日(金)までに事務局までお知らせください。
日時 2010年5月15日(土)13:00–17:30
会場 上智大学四谷キャンパス11号館11-305教室、11-311教室
交通 JR中央線、東京メトロ丸ノ内線・南北線 四ツ谷駅下車徒歩5分|地図|
プログラム
12:00 役員会(11-311教室) 役員および事務局員はご出席ください。
12:30 受付開始(11-305教室)
13:00 総会(11-311教室)
13:30 研究発表(11-305教室)
13:30–14:10 中村美帆子(上智大学大学院) 司会:中野永子(京都産業大学)
『ハワーズ・エンド』における帝国主義
14:15–14:55 田中みんね(立教大学) 司会:石塚久郎(専修大学)
ブレイクとシェイクスピア・ギャラリー
15:00–15:40 杉木良明(上智大学) 司会:西能史(上智大学)
日本におけるシェイクスピア受容史
16:00–17:30 講演(11-311教室) 今井豊茂(松竹演劇製作部芸文室室長) 司会:杉木良明(上智大学)
脚本作者が語る歌舞伎の世界 ― 『NINAGAWA十二夜』を中心に
18:00–19:30 懇親会(11号館7階第1会議室) 会費:4,000円
次年度の研究発表会は以下の通り予定しています。
春季 5月15日(土) 上智大学四谷キャンパス
秋季 10月2日(土) 上智大学四谷キャンパス
次回の発表を希望する方は2010年1月29日(金)までに事務局にご連絡願います。氏名、所属、タイトル、200字程度の要旨をお送りください。